[PR]

森山真弓さん(元官房長官)

 新聞を読んでいたら、「女人禁制」というタイトルが目につき、思わず切り抜きました。京都府舞鶴市の大相撲春巡業で、市長を助けた女性が土俵から降ろされた件です。

 今から40年前、わんぱく相撲の予選を勝ち抜いた少女が国技館の決勝の土俵に上がれないことが問題となり、労働省(当時)の婦人少年局長として物申しました。官房長官だった28年前にも、内閣総理大臣杯を渡せるか、世間の注目を集めました。

 実は、私自身は「土俵に上がりたい」と言ったことはなく、周囲が騒いだだけなのですが、日本相撲協会の方針は変わりませんでした。伝統やしきたりを重んじる慣習は、なかなか変わりませんね。

 女性初の国家公務員上級職に、女性初の官房長官。私は「女性初」という立場に何度も就いてきました。いわば、「女人禁制」だった場所に飛び込んできたわけです。

 平等なはずの役所でも、色々な壁がありましたね。例えば入省から10年余り、私は女性職員ばかりの婦人少年局に据え置かれました。同期の男性たちは2、3年すると地方に異動し、キャリアを積む。昔は東京駅で異動者を見送る儀式があったのね。何人もお見送りしましたよ。

 今思えば、その間に子ども3人…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら