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 仏壇の製造・販売を手がける「松川仏壇」(福井市新田塚1丁目)が、手軽に持ち運びができる越前和紙を使った「和紙壇」を商品化した。「超軽量インテリア仏壇」として、5月から販売を始める予定だ。

 同社によると、仏壇といえば金色の重厚なイメージがあるが、核家族化の進展や住まいの洋風化で仏壇を置く家庭は徐々に減っている。そうした中で最近、東京、名古屋、大阪などの都市圏のマンションや一戸建て住宅で、コンパクトな「モダン仏壇」が人気を集めている。木製で、重量は5~15キロ。画一的なデザインで、中国などで大量生産されているという。

 こうした消費者の動向を踏まえ、同社は新商品の開発に着手。木材ではなく、芯材に2層、3層になっている強化段ボールを使って軽量化を図り、伝統的工芸品の越前和紙を表面に貼り合わせ、ぬくもり感のあるデザインに仕上げた。

 家具や調度品などの上に置いたり、壁に掛けたりできる。重さは2~2・5キロで、引っ越しで運ぶ際も手間がかからないという。形は長方形型と半円形型があり、6色の越前和紙と組み合わせ、12種類の商品を考案した。和紙のデザインフラワー、LEDの「ろうそく灯」もセットになっている。

 松川悦道社長は「和紙壇によって、各家庭に拝む場所を提供したい」と話す。価格は10万円前後を予定。問い合わせは松川仏壇(0776・27・5538)。(堀川敬部)