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 タケノコの産地・丸森町耕野地区で18日、今季の初出荷があった。例年よりも1週間以上早いという。昨季は不作で出荷は約2万5千本と少なかったが、豊作が予想される今年は、6月初めまでに4万本を見込んでいる。

 耕野たけのこ生産組合の組合員が、朝採りしたタケノコ約120本を放射性物質の検査機で点検。組合独自の「1キロあたり65ベクレル以下」の基準をクリアしたのは8割超だった。「検査済」のシールを貼ったタケノコは1キロ当たり700~800円。早速トラックに積み込まれ、町内の直売所などに送り出された。

 耕野地区では東京電力福島第一原発事故でタケノコが一時出荷停止になった。再開されて5年目だが、町内8地区のうち5地区は出荷停止が続いている。谷津吉宗組合長は「早く全面解除になってほしい」と気をもむ。

 5月3日には、耕野まちづくりセンターで、「たけのこ祭」がある。(伊藤政明)