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 仕事や勉強、スポーツでもうひとがんばりしたい時に手にする栄養ドリンク。ロングセラー品が装いを新たにするなど、市場が活気づいてきました。

 栄養ドリンクは大きく二つある。医薬品医療機器法(旧薬事法)のもと効果をうたえる「ドリンク剤」と、配合成分は似ているが清涼飲料水の扱いとなる「エナジードリンク」だ。

 大阪市中央区の「コクミンドラッグなんばCITY地下店」には、栄養ドリンクがずらりと並ぶ。とくに「最近売れている」(同店)というのが、興和のドリンク剤「キューピーコーワαドリンク」。もともと生薬やビタミンを配合した錠剤で知られる会社だが、栄養ドリンク市場には昨春、本格参入した。

 「レッドブル」など海外発のエナジードリンクが相次ぎ、市場が活気づいたためだ。調査会社インテージによると、2017年度の栄養ドリンクの市場規模は、ドリンク剤が1723億円で07年より2割減ったものの、エナジードリンクは814億円で倍増した。

 日本勢が次々に栄養ドリンクに力を入れ始めた。ヤクルト本社は「タフマン」の缶入りタイプを3月に売り出した。「スタイリッシュな缶で若者を取り込みたい」(同社広報)という。発売から半世紀を超えた大正製薬の「リポビタンD」は、女性を意識したパッケージにしたり、糖類ゼロを掲げたりして商品群を充実させている。(西尾邦明)

つらい疲れ、目に感じたら

 興和の「キューピーコーワiドリンク」は、疲れた目に対応した商品を今月売り出した。生薬クコシ(ゴジベリー)をはじめ、ニンニクから抽出した成分やビタミンなどを配合している。飲みやすいようにレモン風味に仕立てた。100ml入りで、実勢価格は150円前後。

ロングセラーの缶タイプ

 ヤクルト本社の「タフマン リフレッシュ」は、同社が1980年に発売した「タフマン」から初めての缶タイプ。高麗ニンジンやビタミンB6をはじめ、疲れた体にいいとされる生薬のガラナも配合している。カフェインは入っていない。約190ml入りで、希望小売価格は143円。

パッケージ、女性にPR

 大正製薬の「リポビタンファインプレシャス」は、ピンクを基調としたパッケージで女性にもアピールした商品。タウリンやビタミンB群のほか、ローヤルゼリー、西洋サンザシ、クコシなどの成分を配合。糖類ゼロで低カロリーなのも売りだ。100ml入りで、希望小売価格は250円。

自販機限定のグレープ味

 サントリー食品インターナショナルが今月売り出した「キックスタート」は、米国で人気のエナジードリンク。20~40代の男性をターゲットとし、日本独自のグレープ果汁の味わいに仕上げた。全国にある自動販売機だけで買える限定品。350ml入りで、希望小売価格は170円。

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主なメーカーの新商品を中心に選びました。価格は税抜き

コクミンドラッグの栄養ドリンクの売れ筋ランキング

①大正製薬 リポビタンD       100ml 146円

②日本薬剤 ライトップ2000    100ml   90円

③興和 キューピーコーワαドリンク  100ml 150円

④ゼリア新薬工業 ヘパリーゼドリンクⅡ  50ml 420円

⑤日本薬剤 ライトップD3000   100ml 120円

⑥明治 活蔘28              50ml 800円

⑦ゼリア新薬工業 ヘパリーゼHiプラス  50ml 500円

⑧大鵬薬品工業 チオビタドリンク   100ml 146円

⑨武田薬品工業 アリナミンV       50ml 280円

⑩大正製薬 リポビタンファイン    100ml 146円

※順位はコクミンドラッグ全店の3月の販売数量ベース。価格は、税抜きの希望小売価格や実勢価格(きりとりトレンド)

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