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 自民党の森山裕・国会対策委員長は19日午後、立憲民主党の辻元清美国対委員長と国会内で会談し、麻生太郎財務相の辞任など野党6党がまとめた4項目の要求に対し、いずれも応じられないとする回答を示した。

 野党側は回答に満足できない場合は今後の審議日程の協議に応じない姿勢を示しており、与党側が23日の開催を目指す衆参両院の予算委員会の集中審議を含め、国会日程は不透明になった。

 野党側は19日午前、立憲の福山哲郎幹事長が自民の二階俊博幹事長と会談。財務省の福田淳一事務次官のセクハラ疑惑や同省による決裁文書改ざん問題を踏まえた麻生氏の辞任▽森友・加計学園問題に関連する柳瀬唯夫・元首相秘書官らの証人喚問▽財務省の改ざん問題に関する調査結果の4月中の公表▽イラクに派遣した自衛隊の日報問題の真相究明――の4項目を要求した。

 与党は19日午後、麻生氏は引き続き、全容解明の責任者として職務を果たすべきだとし、柳瀬氏の証人喚問は予算委の集中審議を見たうえで判断したいと回答した。また財務省、防衛省の問題については速やかな調査、対応を政府に求めるとした。野党側は幹事長書記長会談を開き、対応を協議する。(笹川翔平)