[PR]

 「こだまスイカ全国1位」「18歳まで医療費助成」「光り輝くダイヤモンド筑波」……。茨城県筑西市が3月末、動画投稿サイト「ユーチューブ」などにアップしたPR動画「ちくダンス」が、約1カ月間で再生回数約6千回と好調だ。7月には、東京の待ち合わせの名所の一つ、新宿駅前の新宿アルタの大型ビジョンで1カ月間流し、市の魅力をアピールする。

 動画は、歌劇カルメンの曲に合わせ、市民や職員100人が踊りながら2分16秒、市の風土や子育て支援策などを歌う。筑西市の「ちく」にかけて、指でちくちく刺すような動きを繰り返し、コミカルに魅力を紹介。両手を広げ、片足を上げる「ち」をあらわすポーズをとる須藤茂市長も登場する。

 同市は2005年に4市町が合併して発足したが、11万3千人台だった人口は今年4月、10万2千人台に減少。移住者を呼び込もうと、庭付き一軒家を一世帯が1日千円で最大30日利用できる「お試し居住」を16年度から始めたが、現時点での利用は7件。移住には結びついていない。

 市は15年度、PR動画を作る事業を始め、ストーリー性がある動画を2本制作したが、ダンスなどは採り入れておらず、いずれも再生回数は公開から1~2年経っても計5、6千回止まり。今回は、「保育料2子目半額」「3子目なんと無料!」など子育て支援制度を強調し、「若者よ訪れて」と呼びかける。若者らが集う新宿で流す動画は45秒にまとめ、7月に1日10回流し、筑西をアピールする。(吉井亨)