近世のキリスト教弾圧の中で信仰を継続した潜伏キリシタン。その歴史を示す長崎・熊本両県の12資産が、ユネスコの世界文化遺産に登録される見通しとなった。
長崎・熊本両県の12の資産が語りかけるのは、近世のキリスト教弾圧のなかでも信仰を継続し、解禁後の「復活」に至る潜伏キリシタンの歴史だ。
16世紀、宣教師の来日とともに急速に広がったキリシタン勢力は権力者の警戒を呼び、17世紀初頭、江戸幕府は禁教を断行する。原城跡は大規模弾圧となった島原・天草一揆の舞台だ。発掘調査で鉄砲の弾でつくった十字架なども見つかっており、遺構は壮絶な戦いと悲劇を物語る。
西九州の信徒らは弾圧を逃れて…
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