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 電子レンジなどで手軽に調理できるレトルトカレーの人気が高まっている。民間調査会社によると、2017年の売上高が初めて固形のルーを上回った。共働き世帯の増加などで時短ニーズが高まっていることが背景という。メーカーは少量タイプや健康を意識した品ぞろえを増やしている。

 民間調査会社インテージがスーパーなど全国約4千店を対象に実施している調査によると、17年のレトルトカレーの売上高は前年比3%増の461億円で、ルーを5億円上回った。約20年前の調査開始以来、ルーが逆転されるのは初めてだ。

 時短ニーズが高まる一方、単身世帯が増えたことでルーを使って複数人分のカレーを作る機会が減っていることが要因とみている。肉汁をとじ込めたまま加熱する技術などの登場で、レトルト自体も進化している。

 レトルト人気が広がった契機とされるのが、11年の東日本大震災だ。備蓄食料としてレトルトカレーを購入する人が増加し、市場の拡大に弾みがついた。「備蓄として購入した人に、レトルトのおいしさに気づいてもらえた」(ハウス食品広報)という。

 市場拡大を受け、商品も多様化…

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