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 訪日外国人の急増で外国人患者も増えている。その対応のための医療通訳などの費用について、8割の医療機関が外国人患者に請求をしていないことが20日、厚生労働省の調査でわかった。自民党のプロジェクトチームは近く政府への提言をまとめ、医療機関が外国人患者の対応に必要な経費を請求できるよう目安となる考え方を示す。

 外国人の診察料は医療機関が自由に決められる。厚労省がプロジェクトチームに示した2016年の調査によると、回答した1456医療機関のうち83%が、外国人対応の費用を追加せず公的保険の診療報酬と同額だけを請求していた。一方、外来で年間501人以上を受け入れている医療機関の半数が診療報酬の2倍以上を請求していた。

 厚労省の試算によると、月に50人程度の外国人患者を受け入れる中規模病院の外国人患者への対応の費用は、コーディネーターや医療通訳者、外国語対応看護師などに年間1800万~2600万円の費用がかかり、患者1人当たり3万~5万円になるという。

 

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(姫野直行)