[PR]

 がんなどの病気の悩みを語らい、相談できる「まちなかメディカルカフェ」の5周年記念講演会が22日、宇都宮市の県総合文化センターである。専門医らが心のケアについて語る。

 主催は同カフェを運営する「がんカフェとちぎ」。カフェは2013年4月から、誰もが気軽に病気の悩みを語り合える場所として月1回開いてきた。代表の平林かおるさん(60)は県立がんセンター病理診断科の科長。自身も10年に乳がんになった「がんサバイバー(がん体験者)」だ。

 平林さんは闘病中、がん征圧の願いを込めて交代で夜を徹して歩く「リレー・フォー・ライフ」を知り、12年に初参加。がん患者との会話を通じて、人に話すことで癒やされる効果を知り、メディカルカフェの活動を始めた。

 スタッフにはサバイバーのほか、医師や看護師、臨床心理士らもいる。平林さんは「他の人の悩みを聞くことで自分に立ち戻り、納得し、前に立ち向かうことになる」と語る。次回は5月27日に開催予定だ。

 記念講演会は午後1時~4時。東日本大震災で被災者の傾聴活動を始めた僧侶の金田諦應(たいおう)氏や、順天堂大教授で「がん哲学外来」理事長の樋野興夫氏の講演、医師らのパネルディスカッションがある。問い合わせは同カフェ事務局(080・6617・6192)へ。

 

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(常松鉄雄)