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 沖縄県沖縄市長選は22日投開票され、安倍政権が支援した無所属現職の桑江朝千夫(さちお)氏(62)=自民、公明、維新推薦=が、翁長雄志(おながたけし)知事が推す無所属新顔の前市議諸見里(もろみさと)宏美氏(56)=希望、民進、共産、自由、社民、沖縄社会大衆推薦=を破り、再選を決めた。投票率は47・27%で過去最低だった。

 政権は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題で翁長氏と対立する中、秋の知事選の前哨戦の一つに位置づけ、与党幹部らを次々と投入。1万人収容可能なアリーナの建設などを主張する桑江氏を支援した。政権としては、知事選に向けて弾みをつけた格好だ。

 諸見里氏は待機児童問題などを訴えた。病気療養中の翁長氏に代わって副知事らが応援に入ったが、及ばなかった。県内で今年四つ目となる市長選。翁長氏が支援する候補は名護、石垣に続き3敗目となり、立て直しを迫られる。(伊藤和行)