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 滋賀県湖南市の仮想都市「こにゃん市」の第8回市長選の当選発表が22日、同市岩根の十二坊温泉ゆらら内の「こにゃんプラザ」であり、市内の雄猫「きゃら」(推定1歳)が初当選した。

 今回の市長選には前回の市長選で再選を果たした現職の雄猫ジュリア―ノは立候補せず、「新猫」3匹が競い合った。約1カ月間の投票期間中に、2356票がインターネット上で投票され、きゃらは1318票を獲得した。

 きゃらが市長選に挑戦するのは昨年に続き2回目。もともと野良猫だったきゃらは2016年9月、「秘書」役の岡田啓之さん(49)の自宅内に入ってきたことをきっかけに家族4人と猫2匹に加わった。岡田さんが所長を務める市内の旅行会社でも「看板猫」として活躍しており、人懐っこい性格。「秘書」役の長女の会加さん(小3)も「きゃらが当選してうれしいし、市長として頑張ってほしい。私も秘書として支えたい」と笑顔で話した。

 任期は1年間で市内のイベントなどで観光PRと動物愛護を啓発する。この日あった授与式では当選証書や「成夢(せいむ)活動費」などが渡された。岡田さんは市長に代わり「(湖南市の)観光の発展と、捨て猫や捨て犬が1匹でも減るように貢献したい」と抱負を述べた。(北川サイラ)