山梨)「やぶさめ太鼓」が6年ぶりに復活

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河合博司
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 山梨県富士河口湖町勝山の冨士御室浅間神社で29日に開かれる「甲斐の勝山やぶさめ祭り」で、和太鼓の「富士山やぶさめ太鼓」が6年ぶりに復活する。後継者が見つからず、途絶えてしまった伝統をよみがえらせようと立ち上がったのは、地元の勝山中学校の生徒たちだ。

 両手に持ったばちを振り下ろし、生徒たちが力強い太鼓の音を響かせる。「神事として奉納する曲だから厳かに」「もっと気合を入れて。魂をぶつけるよ。雷を落とすイメージだ」。本番1週間前の今月22日、やぶさめ太鼓の担い手だった「先輩」たち5人が初めて中学生の練習を見学し、熱心に指導した。

 やぶさめ祭りは戦国武将をしのび、約900年の歴史を誇る。河口湖畔の150メートルの馬場を人馬が疾走し、的を狙う「戦国絵巻」には毎年約3千人が詰めかける人気行事。やぶさめ太鼓は1980年に作曲され、地域の若者が祭りで演奏してきた。合戦に挑む武将の気持ちを表現する約15分間の曲だ。

 「若者」のひとりで、「やぶ…

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