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 中米ニカラグアで、政府が所得税の増額や年金減額などを含む社会保障制度改革を発表したところ、反対デモが各地で発生し、治安部隊と衝突した。現地の報道などによると、22日までに取材中の記者や治安部隊員を含め、少なくとも28人が死亡、数十人がけがをしたという。オルテガ大統領は同日、改革の撤回を発表した。

 首都マナグアでは18日からデモが始まった。オルテガ大統領は制度改革について、「交渉の余地はあるが、話し合うのは経営者らだけだ。それ以外の市民と話し合うつもりはない」などと語っていたが、デモが収まらず撤回に追い込まれた。(サンパウロ=岡田玄)