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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設のため、政府が海を埋め立てるための護岸工事を始めてから25日で1年になる。反対派の市民らが23日、「辺野古ゲート前連続6日間500人集中行動」を始めた。数百人が座り込み、強制的に移動させようとする機動隊ともみ合いが続いている。

 午前9時、辺野古にある米軍キャンプ・シュワブのゲート前には、乗り合いバスなどで県内外から続々と人が集まり、10列に連なって座り込んだ。機動隊が来ると「帰れ」「暴力やめろ」と声を上げた。機動隊は手足をつかんで「排除」しようとしているが、反対派も抵抗し、4時間近くゲートは開かなかった。沖縄県大宜味村(おおぎみそん)から来た農業儀保昇さん(63)は「人が集まれば工事は止められる。絶対ゲートは開けさせない」と力を込めた。

 沖縄防衛局は護岸工事を着々と進めており、護岸で囲い込んだ海域から7月にも土砂投入を始める構えだ。(伊藤和行)