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 日本在来種の野生馬で国の天然記念物「岬馬(みさきうま)」が生息する宮崎県串間市の都井岬で、馬の赤ちゃん「春駒」が生まれ、母馬のお乳を飲んだり、寄り添って歩いたりして愛らしい姿を見せている。

 見守り活動をしている都井岬馬保護対策協力会によると、春駒1号はオスで、9日に誕生を確認した。その後、17日にメス2頭、21日にもメス1頭が生まれた。岬馬は100頭余りが生息。例年3~6月の出産期に十数頭が生まれる。

 野生馬とは言え、野焼きでえさになる草原を維持したり、母馬からはぐれた子馬を群れに戻したりして個体数を維持している。馬監視員の諏訪英俊さん(62)は「生後1カ月ぐらいが最も目が離せない時期」と気を引き締めている。(菊地洋行)