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 ニコール・グロベルトはドイツ人だが、仕事をするようになってからはほとんど英国で暮らし、ナノ材料(訳注=直径10億分の1メートル以下の微粒子の素材)の開発と人工骨や超効率バッテリーなどナノ材料の用途の開拓に携わってきた。彼女によると、英オックスフォード大学の若い科学者たちは珍しいほど高度な自治権を享受し、EU(欧州連合)が提供する資金が研究集団の運営を可能にしている。

 ところが最近、グロベルトにとって、以前とは違ってオックスフォードでの将来に暗雲がたれこめるようになってきたというのだ。英国が国民投票でEU離脱を決めて以来、彼女のもとには欧州大陸などから新しい職場への関心を問い合わせる連絡が寄せられている。目下のところ、彼女は現在の仕事にとどまるつもりではいるが、研究資金が削られたり、移民関連の法令で新たな難題にわずらわされたりするようなら、新天地を求めてもいいと考えている。

 「英国へはスーツケース一つで来た」とグロベルト。「だから、またスーツケースを持って他へ行くことだってできる」

 英国の大学は、過去何十年間に…

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