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 防衛省統合幕僚監部に勤務する30代の男性3等空佐が民進党の小西洋之参院議員に暴言を吐いた問題で、3佐が省内の調査に「国民の敵」とは言っていないと説明していることが分かった。防衛省が24日、中間報告として明らかにした。暴言や不適切な発言があったことは認め、懲戒処分を検討している。

 防衛省によると、3佐は小西氏に対し「国民の敵」とは言っていないが、「日本の国益を損なうようなことをしている」「気持ち悪い」「馬鹿なのか」と発言したことは認めている。

 防衛省は現場で対応した警察官へ直接の聞き取りはできておらず、麴町署を通じ「両当事者間のやりとりを聞いていない」との回答を得たにとどまる。

 小野寺五典防衛相は24日の閣議後会見で、「国民の代表である国会議員に対し、現職の自衛官が暴言を吐いて不快な思いをさせたのはおわびしたい。厳正に対処する」と改めて陳謝。小西氏は「不十分な調査に基づく隠蔽(いんぺい)だ」と防衛省の対応を批判している。