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 食品のパッケージの「原材料表示欄」で、原材料(食材)名と食品添加物名を区別して表示するルールが始まっている。何種類の添加物が使われているかがわかりやすくなった。パッケージの取り換えや周知のため、2020年3月末までは猶予期間で、現在は店頭では新表記、旧表記の食品が混在している。

 以前は原材料表示欄に、原材料と添加物を明確に区分せず重量順に表示していたため、わかりづらさがあった。たとえば香辛料は原材料だが、食品に香りをつける香料は添加物。消費者庁の消費者アンケートでも見直しを求める声が強かった。

 15年施行の食品表示法で「原材料と食品添加物を明確に区別すること」と改められ、「豚ばら肉」「砂糖」など使われている原材料を書き、その後に「リン酸塩」「発色剤」などの添加物を記すことになった。①原材料と添加物を別欄にする②改行して区別する③両者の間を「/」などの記号で区切る、といった形で表示される。

 食品問題評論家の垣田達哉さんは「『/』で区分しているメーカーが多いようだ。添加物が何種類使われているのか、簡単に比較でき、消費者がこれまでより食品を選択しやすくなる」と話している。(浅野真)