[PR]

 原発事故に伴い、病院の休診が相次いだ福島県双葉郡内で、2次救急医療の再生拠点として期待されるふたば医療センター付属病院(田勢長一郎院長、30床)が23日、患者の受け入れを始めた。24時間365日態勢で急患の診療にあたる。

 病院は県が富岡町役場前に整備。福島県立医科大から派遣される医師20人や看護師らスタッフが交代で待機する。郡内に戻った住民に加え、復興関連の作業員らも患者に想定している。

 初日は、日中に双葉町内から復興関連作業に携わる急患1人が救急車で搬送され、手当てを受けたが入院はしなかった。日中の診療時間の午後4時半が過ぎ、夜間の当直態勢に移った。

 3次救急との連携強化などの救急医療だけでなく、高齢化が進む住民の安心を下支えする包括ケアシステムなど地域医療の中核拠点として期待を集める。県の担当者は「他の機関と連携していきたい」と話す。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/

(床並浩一)