[PR]

 東京大と九州工業大のチームは24日、資源探査や生物調査に使える海中ロボットを公開した。指定した海域を自律的に調査でき、小さな生物や資源のサンプル採取もできるという。

 海中ロボット「Tuna―Sand2」(ツナサンド2)は、長さ1・4メートル、幅1・2メートル、高さ1・3メートルで重さ約380キロ。水深2千メートルまで潜り、100グラムまでの試料を採取できる。ケーブルの代わりに超音波を使って通信するため、小さな母船に載せやすいという。

 研究チームは3月、ロボットを使って静岡県清水沖の水深約100メートルで、貝を採取することに成功した。8月にも、米国・カナダの海域で資源探査に使う予定で、浦環(たまき)・九工大特別教授は「ケーブルがなく、ロボットが自動的に採取することで、これまでよりも小さな船で人手をかけずに効率的に調査することができる」と話している。(田中誠士)