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 2019年春に卒業する学生の就職活動が最盛期を迎えている。企業が優秀な学生を取り合う学生優位の「売り手市場」が続く中、就職情報会社の調査からは企業側に選考活動を前倒しする動きが広がる一方、学生の就職活動期間が長期化する傾向も浮かび上がる。(渡辺淳基

 4月上旬、東京都新宿区で開かれた合同会社説明会。会場となったビルのフロアは、4年生になったばかりの大学生であふれかえっていた。

 この日、参加した企業は75社。「説明だけでも聞いてみませんか」。リクルートスーツ姿で会場を歩く学生たちに、採用担当者が声をかける。

 事業内容を説明するために、自社の社員の日常をマンガにした冊子を会場で配り、興味を持ってもらおうと工夫する会社もあった。できるだけ多くの学生の目にとまるようにと、主催者に頼み込んで、入り口近くのブースを「場所取り」する会社もあるという。

 「昨年度予定していた人数も採用できていない。この春は何とか人数を確保したい」。出展していた運輸会社は今年、前年の約2倍にあたる50人を採用する計画を立てる。とにかく多く内定を出さなければ、人手不足が解消できないとの判断からだ。

 企業側の採用計画数が、就職を希望する学生の数を大幅に上回る「超売り手市場」。それでも、限られた時間の中で学生たちも焦りながら活動している。

 会場にいた大学4年の男性(21)は「企業の数は膨大で、どこが本当に自分に合っているかを判断するのは難しい。でも急がないとタイミングを逃してしまう」と話した。

■採用増6年連続、高卒生らにも…

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