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 防衛省統合幕僚監部に勤務する30代の男性3等空佐が民進党の小西洋之参院議員に暴言を吐いたとされる問題で、防衛省は24日、3佐からの聞き取り内容を公表した。懲戒処分前に調査内容の一部を明らかにするのは異例。

 防衛省は公表に合わせ、詳細な資料を用意した。事案の概要を示す「自衛官の小西参議院議員に対する暴言・不適切発言事案について」(A4判1枚)、「現時点までの本人の供述内容」(同6枚)のほか、現場で3佐役、小西氏役、警察官役を配置して、やりとりを再現した「本人からの事情聴取に基づく当時の状況」(同4枚)や、3者を地図上で示した「当初の位置関係」(同1枚)も添えた。

 防衛省は調査内容の詳細を公開したことについて、社会的な関心が高く、国会に速やかな報告を求められていたことなどから公表に踏み切ったとしている。

 ただ3佐は、小西氏が「国民の敵と言われた」と主張していることに対しては、国民の敵とは言っていないと説明しているという。小西氏と3佐との認識に違いもあることから、防衛省として、調査内容について詳しく開示する必要があると判断したとみられる。(古城博隆)

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