[PR]

 高校の授業料無償化の対象から、朝鮮学校を外した措置の是非をめぐる訴訟の判決で、名古屋地裁は27日、国に慰謝料など550万円の支払いを求めた、愛知朝鮮中高級学校(愛知県豊明市)の卒業生10人の請求を棄却した。

 同種の訴訟の一審判決は、大阪地裁では朝鮮学校側が勝訴したが、広島、東京、名古屋の各地裁では原告敗訴となった。残る福岡地裁小倉支部の判断に注目が集まる。

 高校の授業料無償化は2010年4月に始まり、当初は朝鮮学校も対象とされた。だが、国が13年2月に無償化の対象外としたため、朝鮮学校側が全国5カ所に提訴していた。