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 米軍普天間飛行場(沖縄県)所属のオスプレイ2機が25日、奄美空港(鹿児島県)に緊急着陸した。普天間所属機は昨年6月にも奄美空港に緊急着陸している。小野寺五典防衛相は「原因を確認した上で適切に対処したい」と述べた。

 防衛省や米軍によると、25日午後4時半ごろ、普天間から岩国基地へ向かっていた2機のうち1機の警告灯が点灯し、緊急着陸。点検の結果、機体に問題はないと判断し、午後5時50分ごろ離陸した。けが人はなく、民間機への影響もなかったという。

 普天間所属のオスプレイは事故やトラブルが相次いでいる。2016年12月に沖縄県名護市沿岸で不時着水に失敗して大破。昨年8月には豪州沖で墜落し、3人が死亡した。同月、岩国基地で白煙を上げているのが目撃されていた機体が翌日、普天間飛行場に向かう途中で大分空港に緊急着陸し、煙を上げた。今年2月にも重さ約13キロの部品が海に落下し、沖縄県の伊計島に流れ着いているのが見つかった。

 小野寺氏は「原因ははっきりしていないが、少なくとも飛行の安全に注意をすることが大事。先日のマティス米国防長官との会談でも改めて米軍機の飛行の安全について申し入れた」と述べた。(古城博隆)