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 旧優生保護法のもと、強制不妊手術が行われていた問題で、茨城県は25日、手術に関する資料が見つかっていた19人のうち、11人分のカルテが見つかった、と発表した。

 カルテが保管されていたのは、県立こころの医療センター(笠間市)。手術をした「県立内原精神病院」の後継の病院としてカルテを保管していた。8人分が23日、3人分が25日に見つかったという。

 県少子化対策課によると、11人は男性6人、女性5人で、手術時の年齢は20~41歳。手術を受けたのは、9人が1954年、10人が55年だった。カルテには住所などが記載されているとみられるが、同課は「手元に来ていないので、連絡先が特定できるかは分からない」としている。

 県病院局によると、カルテの保管は法律上5年間だが、同センターには同病院など前身となる施設のカルテが保管されていた。ただ、多くは未整理のまま段ボールに入れられていて、少なくとも数十箱あるとみられる。担当者は「退院や転院、死亡した方のカルテは破棄している可能性もある」と話している。

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