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 NTTは、持ち株会社の鵜浦博夫社長(69)の後任に沢田純副社長(62)が昇格する人事を固めた。6月の株主総会後の取締役会で正式に決める。社長交代は6年ぶり。これまでは事務系の社長が3代続いたが、沢田氏は技術系出身。国内の通話事業の伸びが鈍る中、グローバルなデータ管理事業を手がけた沢田氏のもとで、国際的なIT企業としての成長を目指す。

 沢田氏は、国際通信などを担う子会社NTTコミュニケーションズで経営企画部門を長く経験し、海外でのデータ管理事業を拡大させた。14年に持ち株会社の副社長に就き、事業戦略を統括して鵜浦氏を支えた。16年からは、成長分野の一つで、サイバー攻撃からネットワークを守るセキュリティー事業を手がける子会社の社長も兼務し、国内外での展開を進めてきた。

 鵜浦氏は12年の社長就任後、海外でのビジネスを推進してきた。国内では、NTT東西が保有する光回線を他の通信会社に貸し出して収益をあげる事業を導入するなどの実績を残した。

 また、子会社NTT東日本の社長には同社の井上福造副社長(62)が、NTT西日本の社長には持ち株会社NTTの小林充佳常務(60)が就く方向だ。(徳島慎也)

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