拡大する写真・図版 コケに覆われたイブネから鈴鹿の山々を望む。伊勢湾側から見るのと山の形が違っている。左から国見岳、御在所山、とがっているのが鎌ケ岳。右手前は七人山=2018年4月21日午後0時32分

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標高1160m・1145m・1125m しんどさ★★★☆(滋賀県東近江市・三重県菰野町)

 「鈴鹿の奥座敷」と言われるイブネ・クラシに4月下旬に登った。コケのじゅうたんが敷かれたような山頂で、近江側から鈴鹿山脈の峰々を眺めながら野だてをした。往復約15キロ、所要12時間。きつかったがのんびりと山の春を満喫した。

 午前6時、三重県菰野町の朝明(あさけ)渓谷から旧千種街道で登山開始。根の平峠を越えて滋賀県側に入った。葉を落として日当たりのいいブナ林を通り、上水晶谷とコクイ谷の渓流を渡って高昌鉱山跡へ。3時間かけてゆっくりと歩いた。

 高昌鉱山は「近江鈴鹿の鉱山の歴史」(中島伸男著、サンライズ出版)によると、主に明治期に銀や銅を産出し、尋常小学校もあった。谷に沿って何層もの石垣が残る。指定されてはいないが、これも日本の近代化遺産だ。

 石垣がなくなったあたりから谷…

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