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 第100回全国高校野球選手権記念大会を盛り上げる、朝日放送(ABC)の高校野球応援ソングが、人気男性アイドルグループ「嵐」が歌う「夏疾風(はやて)」に決まった。26日に阪神甲子園球場であった記者会見には、メンバー5人がそろって出席し、思い思いに、高校野球について語った。

 会見場は、熱戦の舞台となるグラウンド。メンバーの登場時、それぞれの打順と守備位置がアナウンスされた。

 1番サード相葉君

 2番セカンド大野君

 3番ファースト二宮君

 4番ピッチャー櫻井君

 5番キャッチャー松本君

 電光掲示板にも表示された。守備位置は、相葉雅紀さんが決めたという。今でも野球をするという自身と二宮和也さんについては、実際の守備位置。大野智さんは「職人な感じがするので、バントとかが上手なセカンド」。松本潤さんは、少年野球をやっていたころの守備位置。櫻井翔さんについては、「ドラマで良い球を投げていたから」と説明した。

 実際の試合開始を告げるサイレンが鳴り響き、記者会見の「開会」が宣言された。

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 足跡一つ無いグラウンドに立ち、5人は大興奮。中でも相葉さんは、「毎年一度は甲子園に足を運ぶ」という高校野球ファン。智弁和歌山の高嶋仁監督の「仁王立ち」も「ずっと見ていました」。昨年、1大会での本塁打数の新記録となる6本塁打を放った広陵の中村奨成(現プロ野球広島)の本塁打や、大阪桐蔭が仙台育英に敗れた試合も観戦したという。会見では「信じられない。だってスコアボードにも僕らの名前。わー! マジで大興奮ですね。砂持って帰ります!」と、興奮気味に語り、櫻井さんに「それはやめてください」となだめられていた。

 今回5人が歌う楽曲について、相葉さんは「さわやかでありながら、泥臭いというか、力強い楽曲。すごく前向きな歌です」と紹介。「選手のみなさんの背中を押す1曲になってくれたらいいなと思って、歌いました」と、思いを語った。

 高校野球の思い出について、小学1年から、中学1年でジャニーズ事務所に入るまで野球をしていたという松本さんは、「ずっとテレビで甲子園を見ていた。(試合がある)夏休みは『いつか自分も甲子園の土を踏むんだ』と夢見て野球をやっていた」と明かした。櫻井さんも、自身の出身校である慶応が過去に甲子園に出場した際、応援に訪れたエピソードを披露。「大舞台で楽しみながらやっている姿が誇らしかった」と振り返った。

 思い出の試合について語るメンバーも。野球経験のある二宮さんは、「マー君(大リーグ・ヤンキースの田中将大)と斎藤佑樹(プロ野球・日本ハム)の投げ合い。最後の空振りは忘れられない」と、引き分け再試合で早稲田実が勝った2006年夏の甲子園決勝、早稲田実―駒大苫小牧を挙げた。

 高校野球の魅力について尋ねられると、メンバーそれぞれから熱い思いがあふれ出た。

 相葉さんは「ベンチに入れない人も、ボールボーイも、全員で戦っている。一球にけなげで、必死。その姿に心打たれる」。二宮さんは「流れが変わった瞬間が目に見える。どんなに点差や実力差があろうとも、流れが変わる瞬間があるところが魅力の一つ」と語った。

 松本さんは「甲子園で一致団結した一塁側と三塁側の対戦する姿にすごく引き込まれる。良い笑顔や勇気をもらえ、涙あふれている瞬間にも色んな感動がある」。幼少期にトロンボーンを吹いた経験のある櫻井さんは「金管楽器って、外で吹くと熱くなる。暑い中、全力で応援するブラスバンドの皆さんのことも、テレビの向こうから応援している」とエールを送った。

 会見では、これまで野球とはあまり縁がなかったという大野さんの発言に度々注目が集まった。球場に足を踏み入れたことについて「いやー、ここに立てること自体が特別なこと。(グラウンドに)足跡をつけていいのかなあ」と首をすくめた。「熱い戦いを終え、砂を持って帰る。甲子園ならではで、それだけすごい場所なんだと思った」と話すと、メンバーから「知ってるんですね」と突っ込まれていた。

 新しく出来た「夏疾風」がバックに流れるなか、昨夏の甲子園の様子がちりばめられた映像を見た大野さんは「見ているだけでも鳥肌が立つ。僕も応援したい」と語った。

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 そしてメンバーから、高校球児へのエールが送られた。

 松本「高校3年間かけて一生懸命頑張った成果がここで表れると思うので、とにかく楽しんで悔いのない夏を過ごしてほしいなと思います。頑張って下さい」

 大野「勝敗も大事ですけど、一生に1回のことなので、やっぱり一生忘れられないすごいものになってほしいなと思いますね。僕も応援したいです」

 二宮「夏にいい思い出がつくれるように、みなさん今も頑張っていらっしゃると思いますので、ケガとかないように。僕らはテレビを通して応援することになるかもしれませんけど、みなさんの活躍を見ていきたいと思います」

 櫻井「甲子園は聖地。地方大会も含めて、ここに来るまでに大変な思いでたどりつくと思うので、全力を出し切ってほしいなと思います」

 相葉「球場で、一番近くでずっと応援しますので。選手のみなさん、悔いのないように頑張っていただけたらと思います!」