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 トヨタ自動車の稼ぐ力が問われている。本業の車の販売が頭打ちとなる一方、「100年に一度」と言われる自動車業界の変革期を迎え、次世代車の開発など先行投資は大きく膨らむ。6月で就任10年目を迎える豊田章男社長のかじ取りは難しさを増している。

 「地道に泥臭く、徹底的に原価低減を積み重ねた結果が決算数値にもあらわれ始めた」。豊田社長は9日の記者会見で、2018年3月期決算を総括した。

 営業利益は前年より2割多い2兆3998億円。コスト削減を重ね、3カ月前に示した予想から2千億円積みあげた。為替変動の影響を差し引いても、前年実績を1250億円上回る。

 安全を重視するトヨタのものづくりは「高コスト体質」になりがちだ。トヨタは1月にデンソー副会長から起用した小林耕士副社長がムダを徹底的に省く号令をかけた。4月の入社式でも豊田社長が「原価低減」「トヨタ生産方式」の言葉を用い、良品廉価をめざすトヨタの原点を訴えた。

 ただ、心配なのは、高コスト構…

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