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 名古屋市中区の岡田亮祐さん(当時28)を誘拐し、岡田さんの遺体を損壊したとして人材派遣会社役員の男ら2人が愛知県警に再逮捕された事件で、昨年末にも岡田さんが容疑者の経営する人材派遣会社従業員らに連れ去られそうになっていたことが、県警への取材でわかった。

 役員の男は調べに対し黙秘を続けている。県警は男が岡田さんに強い不満を抱いていたとみて、動機などを詳しく調べる。

 県警によると、死体損壊容疑で再逮捕された会社役員の野間裕司容疑者(30)=名古屋市千種区=が経営する人材派遣会社の従業員らは昨年12月29日、名古屋市内の岡田さん宅に押しかけたうえ、連れ去ろうとしたという。

 その際、110番通報で警察官が駆けつけたが、岡田さんから県警に被害届は出されなかったという。ただ、昨年末から岡田さんと野間容疑者の間で仕事や金銭を巡るトラブルがあったという。

 死体損壊容疑で野間容疑者と一緒に逮捕された大学生の服部拓哉容疑者(22)=愛知県稲沢市野崎町=も、野間容疑者の人材派遣会社に出入りしていた。県警によると、昨年末の連れ去り未遂の現場にはいなかったという。