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 コンテナ船の事業統合で2018年3月期は473億円の純損失となった商船三井。だが「負のレガシーコストは出し切った」とし、これからの1年は将来に向けて動き出す年と位置づける。

 具体策の一つはバラバラで進めていたグループ内の技術開発を一つにまとめた「技術革新本部」の新設。本部の重点的な取り組みの一つは、環境負荷の少ない「次世代帆掛け船」造りを目指す「ウィンドチャレンジャープロジェクト」。補助用の推進機は付けるものの、基本は高さ50メートル前後の帆で海風を受けて航行する仕組みだ。二酸化炭素排出を減らすことを目指し、まずは数年以内に1枚の帆をつけたタイプで実証。その後、船の大きさにあわせて枚数を増やしながら開発を進め、性能向上を目指す。(鳴澤大)