[PR]

 囲碁で2度にわたる七大タイトル独占を遂げ、国民栄誉賞を受賞した井山裕太名人・七冠(28)の受賞記念祝賀会が27日、都内のホテルであった。来場のファンら約400人を前に、井山名人は「大変な名誉ですが、これからが重要だと思っています。自分を見失わず、信じる道を精いっぱい歩んでいきたい」と話した。

 会場には将棋で「永世七冠」を達成し、井山名人と共に国民栄誉賞が授与された羽生善治竜王(47)も駆けつけた。「2度の七冠独占がいかに大変なことか、たぶん私が一番よくわかっていると思う。同時代に井山さんを見続ける幸運をかみしめています」とたたえた。

 井山名人は一昨年、史上初の囲碁七大タイトル(名人、棋聖、本因坊、王座、天元、碁聖、十段)独占を達成。同年に名人を失ったが、昨年奪還して2度目の七冠独占を遂げた。国内棋戦では昨年9月から無敗の23連勝中。中国と韓国が独占する世界タイトルの獲得をめざしている。(大出公二)