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 27日、初めて韓国側で開かれた南北首脳会談。世界の関心は、北朝鮮の核問題に集中した。北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は融和姿勢を世界にアピールし、「核のない朝鮮半島」や平和体制の実現で合意した。だがその具体化は、6月初旬までに行われる見通しの米朝首脳会談に委ねられた。

 異例ずくめの歴史的な一日。両首脳の初対面は、この日午前9時29分だった。

 軍事境界線をはさんで握手すると、正恩氏は「お会いできてうれしいです」と2回繰り返し、「心がときめいて止まりません」と話した。北朝鮮側から韓国側に一歩を踏み出した。

 直後に正恩氏は、文氏を促し、ともに北側に足を踏み入れた。韓国大統領府によると、文氏が「私はいつ(境界線を)越えられるのか」と口にしたところ、正恩氏が「では今越えますか」と文氏の手を引いた。予定にはなかったという。

 正恩氏は顔を合わせてすぐ、「文大統領が招請すればいつでも青瓦台(ソウルの韓国大統領府)に伺う」と告げた。芳名録への署名には「新しい歴史は今から」と書き添えた。

 10時15分ごろに始まった午前の会談の冒頭、まず発言したのも正恩氏だった。韓国側の要請を受けて夕食会のメニューに盛り込んだ平壌名物の冷麺に触れた。「苦労しながら持ってきました。遠いところから……遠いと言ったらだめか」。笑いながら発言を訂正し、南北の思いを近づけたいという意思をにじませた。

 午後4時30分、2人は植樹行…

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