[PR]

 オウム真理教の後継団体「アレフ」から分派した「ひかりの輪」の上祐史浩代表(55)は6日、東京都内で会見し「オウム真理教の犯罪については当時、私も教団で重大な責任があった。被害者遺族に深くおわびしたい」と述べた。松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚については「かつてのような思いはない。(松本死刑囚を)批判してきたので、一種の緊張感があったが、少し落ち着くと思う」と語った。

 オウム真理教の後継・派生団体の中には、現在も松本死刑囚に帰依するとされる団体がある。公安当局は松本死刑囚の死刑執行によってどのような影響が出るのか、注視している。

 松本死刑囚の逮捕後の1995~96年、オウム真理教は裁判所から宗教法人として解散を命じられ、破産を宣告された。公安調査庁は破壊活動防止法に基づく団体の解散も請求したが、97年に棄却された。

 一方、99年には教団を念頭に置いた団体規制法が成立。公安審査委員会が観察処分を認め、公安調査庁がアレフとひかりの輪の施設への立ち入りを繰り返してきた。今年1月には6度目となる観察処分の更新が行われ、アレフの内部対立で2015年に分派した団体が新たに対象となった。

 同庁によると、今月時点の3団体の拠点は15都道府県で計35施設。信徒は1650人で、保有資産は約11億1900万円に上る。公安審査委員会は、いずれの団体も松本死刑囚の影響下にあり「現在も無差別大量殺人行為に及ぶ危険がある」と認定している。公安当局は死刑執行に伴う報復行為や後追い自殺などの兆候がないか注視するとともに、執行された松本死刑囚の「神格化」を懸念する。

 立ち入り調査で、松本死刑囚の…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら