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 松江市殿町の松江歴史館で、江戸時代後期に活躍した京都の絵師・長沢蘆雪(ながさわろせつ)の作品を集めた企画展「長沢蘆雪―躍動する筆墨」が開かれている。1年間の修復作業後、初の展示となる市指定文化財「龍図襖絵」(同市上大野町、西光寺蔵)や、国の重要文化財「群猿図襖絵」(兵庫県、大乗寺蔵)など9点が展示されている。

 普段板張りの展示室には計84枚の畳が敷かれ、寺院の落ち着いた空間を再現。畳の上に座って作品を鑑賞できる。京都市右京区の森下和一さん(72)は「長沢蘆雪の作品は初めて見た。勢いのよい筆運びがよいですね」と話した。

 6月10日まで。大人500円、小中学生250円。問い合わせは松江歴史館(0852・32・1607)へ。(浪間新太)