[PR]

 第71回春季栃木県高校野球大会(県高野連主催、朝日新聞宇都宮総局など後援)は29日、準々決勝2試合が清原球場で行われた。作新学院は終盤に集中打で大量点を奪い、文星芸大付を下した。白鷗大足利は小山南に逆転勝ちを収めた。両校は5月3日に同球場で行われる準決勝の第1試合で対戦する。

昨年の覇者に一歩及ばず 小山南

 六回表、白鷗大足利に3点目を奪われ、なお1死満塁のピンチ。小山南の八木橋遥大投手(3年)は「これ以上、点は許さない」と自分に気合を入れた。投ゴロを素早く振り返って二塁へ送球し、併殺に。ピンチを切り抜けて、この回でマウンドを降りた。

 今大会初出場ながら先発を任された八木橋投手は一回裏に自ら2点適時打を放ち、小山南は5点先取。投げては毎回走者を背負いながら粘り強くピンチをしのぎ、味方の再三の好守にも助けられて、白鷗大足利を4回まで1失点に抑えた。

 五、六回は甘く入った球を狙われて1点ずつ奪われ、降板。エースの小島憲信投手(3年)に後を託したが、終盤に追加点を奪われて逆転負けを喫した。

 昨春の覇者には一歩及ばなかったものの、小山南は今大会の全試合で先取点を挙げ、5年ぶりに8強入りを果たす活躍を見せた。

 八木橋投手は今大会が初めてのメンバー入りで、いきなり白鷗大足利と対戦。少しでも制球が乱れるとすかさずとらえてくる強力打線を身をもって体験した。「もっとコントロールをつけて、次は抑えたい」と夏に向けて闘志を燃やした。(宮田真衣)

こんなニュースも