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 中国外務省は30日、北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相からの要請に応じて、王毅(ワンイー)国務委員兼外相が5月2~3日、北朝鮮を訪問すると発表した。27日の南北首脳会談で合意した内容の詳細について説明を受けるとともに、今後の非核化などの進展に向けて中国側の立場を伝えるとみられる。

 27日の首脳会談では、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が、朝鮮半島の「完全な非核化」の実現を共通の目標に掲げた板門店宣言に署名した。半世紀以上も休戦状態にある朝鮮戦争について、休戦協定を平和協定に転換する意思を確認。韓国、北朝鮮、米国の3者、または中国を加えた4者の会談開催を積極的に進めていくとしていた。

 休戦協定の当事者である中国は、南北首脳会談の結果を歓迎しつつ、「中国は引き続き積極的な役割を果たしたい」(陸慷・外務省報道局長)と今後のプロセスに積極的に関与していく姿勢を見せている。3月下旬の中朝首脳会談で両国の関係改善をアピールしただけに、米朝首脳会談を前に、北朝鮮の後ろ盾として発言を強めていくとみられる。(北京=延与光貞)

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