「リスク認識していた」 袴田代表、月面レース振り返る

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井上未雪
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月探査ローバーのSORATO=2017年8月、鳥取市の鳥取砂丘、高橋雄大撮影
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 世界初の民間による月面探査レースをめざしていたチームHAKUTO(ハクト)の運営会社「ispace」の袴田武史代表取締役が朝日新聞の取材に応じた。主なやり取りは次の通り。

 ――月面探査レースが3月末で終了しました。

 本当に残念だと思います。もう一歩のところだったと思っています。

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ispace代表取締役の袴田武史さん=2018年3月、東京都港区、高橋雄大撮影

 ――ロケットに相乗りする予定だったインドのチームインダスの資金難や開発の遅れが原因で、ハクトは月まで行く方法を失ってしまいました。リスクはどの程度認識していましたか。

 ロケットが打ち上がらないリスクは認識していました。そういうことが起こってしまったらどういう選択肢があるかというシミュレーションは繰り返していました。

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探査車「SORATO(ソラト)」(中央)と、日本・インドチームのメンバー=2017年12月、インド・ベンガルール、山本晋撮影

 ――1月にレース断念を表明した会見時に、今後について三つの選択肢を示されていました。今後の方針は。

 結論としては、我々ispa…

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