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 トヨタ自動車を創業した豊田喜一郎らが1935年に試作1号車をつくった愛知県刈谷市内の建物が「トヨタ創業期試作工場」として整備された。トヨタ産業技術記念館の分館として7月18日から一般公開される。

 愛知製鋼刈谷工場にある木造平屋建ての2棟のうち、東棟(934平方メートル)の入り口付近に耐震構造の見学室をつくった。ガラス越しに建物内部を見られる。

 国の登録有形文化財に登録された建物は1934年築。耐震性に不安があり、取り壊しが予定されていた。これに対してトヨタが「創業の原点」として保存を求め、当時の姿を残す形で見学施設に整備した。

 見学は予約制で無料。ガイドが案内するため、1日300人まで。問い合わせは試作工場の担当部署(0566・29・4151)へ。(山本知弘)