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 県は今年4月1日現在の県内の高齢者人口を発表した。施設入所や長期入院を除く在宅の65歳以上の高齢者は107万197人。総人口に占める高齢者の割合を示す「高齢化率」は28・7%で3・5人に1人が高齢者という結果になった。

 県長寿政策課によると、県は1978年から毎年、各市町の住民基本台帳に基づいた高齢者人口の調査を実施。今回の調査で、総人口に占める75歳以上の割合を示す「後期高齢化率」は14・3%。後期高齢者は高齢者人口の約半数を占め、高齢者の「高齢化」も進行している。

 市町別で見ると、最も高齢化率が高かったのは西伊豆町(48・7%)で、2015年から4年連続。首都圏からの高齢の移住者が多い熱海・伊東や賀茂地域、出生率が低く、労働者人口が流出している川根本町では高齢化率が40%を超えている。一方、長泉町は21・8%で、7年連続で最も高齢化率が低かった。

 157万4075の総世帯のうち、高齢者のみの世帯は39万3867世帯で全体の4分の1を占めた。さらに高齢者の一人暮らし世帯は10年間で約1・7倍の21万375世帯に増えた。担当者は「健康寿命を延ばすとともに、高齢者同士で支え合う地域づくりを進めていきたい」。(宮廻潤子)