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 愛媛県今治市への獣医学部新設をめぐり、加計(かけ)学園が「実際にはなかった(安倍晋三)総理と(加計孝太郎)理事長の面会を引き合いに出した」と発表した問題で、参院予算委員会が学園に対し、その根拠を示す資料などの提出を依頼していたことがわかった。県や市に対しても、学園が事業者に選ばれるまでのやり取りに関する資料一式の提出を申し入れた。

 関係者によると、依頼は5月29日付。学園に対し、①県と市に2015年2月25日に理事長と首相が面会したと説明し、否定することになった理由や経緯②面会を否定するコメントの発表は理事長の指示だったか③理事長が首相と面会することが物理的に不可能だったことを示す資料――などを求めた。

 また、学園と県、市の3者に対し、15年2月1日以降、学園が事業者に選定される17年1月までの学園と県、市、国、政治家との間でのやり取りについて、メモや電話応答記録、出張記録、音声、写真、名刺など関連する資料の提出を求めた。