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 米ホワイトハウスは4月30日、ムニューシン財務長官やライトハイザー通商代表部代表らが訪中し、5月3日から中国側と通商協議に入ると正式に発表した。両国間では貿易不均衡や中国側の知的財産の取り扱いをめぐり摩擦が強まっており、閣僚級協議で打開を図る方向だ。

 米側はムニューシン氏やライトハイザー氏のほか、ロス商務長官とカドロー国家経済会議議長、ナバロ大統領補佐官も参加する。両国は互いの関税案に報復案を示すなど緊張を高めてきたが、中国の習近平(シーチンピン)国家主席は市場開放の方針を示し、柔軟な姿勢もみせている。対中強硬派として知られるライトハイザー氏やナバロ氏が中国側に強い主張を掲げつつ、両国間で妥協点を探る交渉を進めるとみられる。(ワシントン=青山直篤)