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 3月に90歳で死去した考古学者、金関恕(かなせきひろし)・天理大名誉教授の追悼コンサートが4月下旬、大阪市で開かれた。長男でバイオリニストの環(たまき)さん(56)が、父との思い出の曲の数々を演奏した。

 恕さんの父、丈夫(たけお)氏も人骨の研究で知られる人類学者。そしてともに大の音楽愛好家でもあった。温厚な人柄で知られた恕さんだが、自らの影響でバイオリニストの道を目指した環さんに対し、演奏への論評は厳しかったそうだ。

 弥生時代の祭祀(さいし)や習俗について多くの研究を残した恕さんは、お化けを怖がる幼い環さんに「霊魂が存在する物質的な証拠はない」と諭し、「宗教とは人間の儀礼的風習である」と語った。唯物論者だった。だが、3月に体調を崩して入院した際、病室で治療について相談する家族に、「もういい。父さんが迎えに来ている」と、部屋の壁を指さしたという。

 「父の意識は亡くなる直前まで…

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