皇后さまは2日、皇居内で、「山つけ」と呼ばれる作業を行った。野生の蚕(かいこ)「天蚕(てんさん、ヤママユ)」の卵を、孵化(ふか)後の餌となるクヌギにつけておく作業。7月ごろには緑色の繭(まゆ)が収穫できるという。

 養蚕は、明治以降、歴代の皇后が受け継いできた皇室の伝統。皇后さまは、クヌギの生育状況を気にしつつ、卵を付着させた和紙を、ホチキスでクヌギの葉に留めていった。(中田絢子