[PR]

 アイドルグループ「TOKIO」の山口達也さんが未成年の女子高校生に対する強制わいせつ容疑で書類送検され、不起訴処分(起訴猶予)になった問題で、山口さんを除く「TOKIO」のメンバー4人が2日午後2時から、東京都内のホテルで謝罪会見を始めた。

城島さん「30日に5人で会った」

 会見の冒頭、TOKIOの4人は深々と頭を下げた。続いてリーダーの城島茂さんが、「本日は皆さま、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。TOKIOのリーダー城島茂です。山口達也の事件におきまして、被害にあわれた方、ご家族のみなさまに、心より深くおわび申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」と話した。4人は再び、25秒ほど頭を下げて謝罪した。

 城島さんは30日にメンバー5人で会い、その場で、山口さんが「TOKIOをやめます」と話したことを明らかにした。しかし城島さんは「正直山口の憔悴(しょうすい)しきったのをみて、23年一緒にやってきて、そうかやめてくれとすぐに言えない私たちがありました」と話し、山口さんの脱退の申し出について、結論を出していないとした。

 城島さんは「今後私たちが芸能活動、音楽活動、山口の処遇をふくめ、その時に結論を出せなかったのもたしかです。全員で謝罪会見を開かせていただくのがまず先ではないかという結論にいたりました。デビュー前から30年、一緒にいたのもいます。たぶんこれ、いま山口見ていると思います。どういう結果になっても、リーダーとして矢面にたって、全員で、きちっと報告できることはして、謝罪できることはして、これからどうするかは結論でていませんが、頑張っていくしかないなという。TOKIO甘い、リーダー甘い、いろいろな声があると思っております。それも含めてメンバー全員受け止めていきたいと思っています。本当にこのたびは申し訳ございません」などと述べた。

松岡さん「彼はがけの下に落ちている」

 城島茂さんに続いて、松岡昌宏さんが発言した。松岡さんは、山口さんが自身の会見で「自分にまだ席があるなら帰りたい」と発言したことについて、「彼の甘ったれた意見はどこから生まれるのかと正直思った。自分ががけっぷちでなく、がけの下に落ちていることに気づいていない。そういう甘えの根源がTOKIOだったら、そんなTOKIOは早くなくしたほうがいい」と話した。

長瀬さん「発言に彼の甘さ」

 長瀬智也さんは「このたびTOKIOの山口達也が皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけしたことを、深くおわび申し上げます」と話し、頭を下げた。「被害にあわれた方、被害者のご家族の方々、僕らでも想像ができないようなつらい気持ちにさせてしまい、大変申し訳なく思っています。そして、関係者各位の皆さま、テレビ局のスタッフの方々、差し替え作業や再編集作業、多大なるご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。そして、ずっと待ってくれているファンの方、こういうかたちでカメラの前に立つことをどうかお許し下さい。自分が事を知ったのは他のメンバーと同じタイミングで、知りました。正直、ショックという気持ちが強かったです。彼の会見もしっかりと拝見しました。やはり、お酒のせいにしてしまったり、またここに戻ってきたいという発言も彼の甘さがにじみ出ていたような気がします。大人として一人の男として、決して許されることではありません。被害者の方に純粋な気持ちがあったと思うと、胸が苦しいです。なので、被害者の方を責めたり、特定するような人が出ないことを心から願っています。そして僕らも、この件にちゃんと向き合って、被害者の方とも向き合って、おのおの一人一人の仕事もあります。今はそのいただいているお仕事を一生懸命やらせていただきながら、今後の自分たちを考えていこうかなと思っている所存です。本当に、申し訳ありませんでした」などと話し、もう一度深く頭を下げた。

国分さん「見捨てることできない」

 国分太一さんは「ここ数日、自分でやっている番組で山口の記者会見を何度も見ます。悔しい思い、寂しい思い。『自分の場所があれば』というあの言葉、もはやどう聞いていいかわからなかった。でも、心の片隅では、手をさしのべそうになる。いけないことですが、そういう感情が交互に現れます。山口が辞表を出したとき、何が起きたかわかりませんでした。自分たちはまだ冷静ではありません。山口も憔悴(しょうすい)しきった状態。もし受理したとしても、ぼくは山口を見捨てることはできません。彼がこれから被害者の方や自分とどう向き合っていくのか、しっかりと見続けなければいけないと思っています」と話した。

カバンから封筒「TOKIOをやめます」

 会場の記者から、事件後5人で集まった際のことを聞かれた城島茂さんは、「山口(達也さん)が土下座をして謝罪をしてきた。山口自身がカバンから1通の封筒を出してきて、見ると、『TOKIOをやめます』とあった」と、事務所宛ての辞表が出されたと説明した。「正直、メンバー全員言葉が出てこなかったのは確かです。その日は、どういう結果が出るのかわからなかったです。いまできることは謝罪だろうと。この先のことはこれから考えていくしかないだろうと」と話し、辞表はリーダーの城島さんが預かっているとした。

 松岡昌宏さんによると、山口さんはその場で「自分がいて迷惑をかけるのがいやだからやめさせてくれ」と言ったという。松岡さんは「何も返す言葉がなく、彼がその辞表を用意していたということで、ああ、自分が思っていたことは彼には伝わっているんだと感じました」と話した。

「アルコール依存症の診断出ていない」

 山口達也さんが問題を引き起こした要因について問われると、城島茂さんは「お酒のせいでなく、彼自身の人間としての甘さ、弱さ。私たちの甘さもあったのではないかと思っている」と話した。その一方で、山口さんの日常的な飲酒について、現場で酒のにおいがしたり、二日酔いで調子が悪そうだったりすることがあり、ロケが円滑に進まないこともあった、と明かした。「きょうはごめんな、と謝られることもありましたが、もっと深く強く注意しておけばよかった」と後悔の念を口にした。

 松岡昌宏さんも「アルコール依存症だと思っていましたが、そういう診断は出ていない。どこが原因なのか、僕らだけじゃわからないので、各方面のプロフェッショナルに聞いて探っていかないと」と話した。

TOKIOの活動は継続

 TOKIOとしての今後の活動について聞かれた城島茂さんは「いま自分たちがいただいている仕事もありますので、責任をもってやっていかなきゃいけない。プロとしての責任があります。きちっと誠心誠意、応えていかないといけない」と話し、活動を継続するとした。

 国分太一さんも「TOKIOとして継続するという仕事も決まりました。4人でしっかり前を向いてやろうと思います」と話した。