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 国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN〈アイキャン〉)に授与されたノーベル平和賞のメダルと賞状について、ICANの運営に参画するピースボートは2日、広島と長崎で8月に公式レプリカを展示すると発表した。

 被爆者らを乗せて5月8日に横浜港を出港する船旅にも持ち込まれ、寄港する複数の国で公開。その後、原爆忌に合わせて8月6日前後に広島の平和記念資料館で、同9日前後に長崎の原爆資料館でそれぞれ約2週間、公開されるという。

 会見したICAN国際運営委員の川崎哲(あきら)さん(49)は「核兵器廃絶への思いを世界中の市民と共有し、広げていきたい」。日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の代表委員、田中熙巳(てるみ)さん(86)は「広島、長崎でこのメダルを見てもらい、核兵器がある以上、平和は守れないことを再認識してほしい」と話した。

 メダルと賞状は8月末~10月末、核廃絶推進のための催しを開く市民団体や学校などに貸し出すという。問い合わせはピースボート(03・3363・7561)へ。(清水大輔)