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 2日のニューヨーク外国為替市場では、米利上げ加速をにらんで円を売ってドルを買う動きが広がり、円相場は午前中に一時、1ドル=110円04銭まで下落した。110円台をつけたのは2月上旬以来、約3カ月ぶり。

 その後は円を買い戻す動きも出て、午後5時(日本時間3日午前6時)現在では1ドル=109円78~88銭と、前日同時刻より03銭の円高ドル安水準で取引されている。

 好調な米経済統計の発表が相次いでおり、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げが加速するとの見方から、金利が低く抑えられている円が売られやすくなっている。

 ただ、金融政策を決めるFRBの米連邦公開市場委員会(FOMC)が2日午後に出した声明は、利上げ加速を強く示唆するような表現がないと受け止められ、発表後に長期金利が低下。円も買い戻された。(ニューヨーク=江渕崇)