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 広島県廿日市市で2004年、高校2年の女子生徒を殺害したとして殺人容疑で逮捕された山口県宇部市の鹿嶋学容疑者(35)について、広島県警は3日、女子生徒を刺した後、逃走する際に女子生徒の祖母を刺したとする殺人未遂容疑で再逮捕し、発表した。「刺したことは間違いない」と供述しているという。

 再逮捕容疑は04年10月5日午後3時ごろ、殺害された北口聡美さん(当時17)の自宅敷地内で、祖母(86)の腹や背などを刃物で刺して殺害しようとした、というもの。祖母は北口さんの悲鳴を聞き、現場に駆けつけた際に襲われたという。

 一方鹿嶋容疑者の自宅から押収された、凶器とみられるナイフについて鹿嶋容疑者が、「捨てきれなかった」と供述していることも捜査関係者への取材で新たに判明。ただDNA型鑑定などでは凶器と断定できておらず、事件後に洗うなどした可能性があるという。

 鹿嶋容疑者は原付きバイクで東京へ向かう途中に北口さんを見かけ、わいせつ目的で自宅に侵入したが、騒がれたので刺した、という趣旨を供述。北口さんがわいせつな行為をされた形跡は確認されていない。