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 第70回春季関東地区高校野球県大会(県高野連主催、朝日新聞甲府総局など後援)は5日、甲府市の山日YBS球場で準決勝があり、東海大甲府と山梨学院が6日午前11時からの決勝に進んだ。両校は19日に千葉県で始まる関東大会に出場。東海大甲府は2年ぶり20回目、山梨学院は2年連続11回目の出場となる。

 4点リードで迎えた九回。完封を目前にした東海大甲府の加藤匠投手(2年)は、1死から連続四球を与え、安打と失策で2点を失う。

 「気持ちで負けるな」。なお続く2死一、二塁のピンチに山本将太捕手(3年)が声をかける。「思い切り勝負しよう」。フルカウントからストレートを投げ込み、三振でゲームを締めくくった。

 三塁手として出場する機会が多い加藤投手。数日前、監督から「準決勝は先発でいくぞ」と言われ、投げ込みを重ねるなど準備してきた。中学から同じチームでプレーする山本捕手は「秋以降に大きく成長し、直球で打ち取れる投手になった」と話す。

 加藤投手はこの日、チェンジアップなどの変化球も効果的に使い、相手打者に的を絞らせなかった。昨秋の県大会で優勝した東海大甲府。加藤投手は「春も、夏の大会も優勝したい。決勝も投げる機会があればしっかりと抑えたい」と意気込んだ。(市川由佳子)

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